ブログを始めたきっかけ
2023年──定年延長の知らせは突然に
太朗は“一期生” 定年は60歳から65歳へ
私たちは、太朗(東京で単身赴任7年目の会社員)と、華子(福岡で高校の経理事務) の
結婚28年目の夫婦です。
2023年 太朗の会社で「定年を60歳から65歳に延長する」と発表がありました。
それまで「60歳でひと区切り」と考えていた私たちにとっては、まさに寝耳に水。
そして2024年、ちょうど60歳を迎えた夫は【 定年延長制度の“一期生” 】 となりました。定年延長と聞いて最初に思ったのは、「働けるのはありがたい」──でも
その反面「あと5年も今の生活を続けられるのか?」という漠然とした不安。
単身赴任、給与の変化、年金の受け取り時期、老後資金の計画。
そして静かに近づく親の介護の気配、さまざまな課題が脳裏をよぎる私たち。
えっ、65歳に延長なの?
60歳で福岡に戻って来られると思ってたのに…

俺もだよ。でも定年制度が俺たちの代から変わったから、
このまま東京続投だな。

“老後のお金”と“これからの暮らし”が急にリアルに
──同じ頃、テレビやネットでは
「2024年から新NISAスタート!」 の話題で盛り上がっていました。
“老後のこと”や“お金のこと”は、気にはなっていたけれど、どこか他人事で後回しにしていた私たち。でもこの時ばかりは、急に現実味を帯びてきたのです。
そろそろちゃんと将来のこと考えないとね。
誰か相談できる人いるかな〜

この頃、同期で飲むと
「退職後どうする?」「年金いくらだろう?」なんて話ばっかりだけど…
結局、誰も正解がわからないんだよな。

定年が延びることで、安定した収入が続くのは家計にとっては、ありがたい。
でも夫は“一期生”なので、定年延長後の雇用条件もまだよくわからない点が多くて…。
- 単身赴任は続行(生活の負担はそのまま、太朗の健康面が気になる)
- 給料は「若干カット」予定(いったい何割カット? ドキドキ)
- 役職定年はあるらしい(役職手当は、カットだな)
- 仕事内容はたぶん変わらない(責任は減らず?少しは楽になる?)
こうして私たちは、「この先どうする?」を初めて本気で話し合い始めました。
ブログは、わが家の記録であり、誰かのヒントになるかもしれない
きっと、私たちと同じように“変化の波”に戸惑っている人はたくさんいるんじゃないか。
このブログでは、定年延長の現実と、私たち夫婦がどのようにその変化と向き合い、これからの暮らしをどう設計していくのかを、お勧めはもちろん失敗も発信しています。
同じように悩んで・戸惑っている同年代の誰かの役に立てるかもしれない。
──そう思って、このブログを始めました。

ママこの頃よくパソコンに向かってるな、何を書いてるのかな?
マロンとも遊んでほしいな。