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机が書類で埋まる人へ!! 事務の書類整理のコツ「書類の流れ」で仕事が回る

3月は年度の切り替え時期。
新人職員の【あかり】机の上には、申請書や報告書が山のように積み上がっていた。
「どれを優先すればいいのか分からない」と、戸惑っている様子だった。

目次

書類整理は、書類の流れを考えた置き場所が大切

春。年度の切り替え時期、事務室の机の上は申請書や報告書で山になっている。
支払依頼、年度末報告、補助金の申請書、どれも「提出期限厳守」でどれを優先すべきか分からなくなることも多い。

新人あかり

どれを優先に処理するべきか分からなくなりました。

陽奈は書類の束を前に、思わずため息をついた…。
新人のあかりには、どれも重要そうで、どれも期限が近いように思えてしまう。

えりか主任

優先順位は「 片づけ 」ではなく「 書類の動き 」で考えるのよ。


えりか主任は、提出期限に追われない、“ 書類の流れに合わせて整える ” 整理術を伝授する。
書類の山に埋もれる毎日を抜け出す書類整理は、「書類の動き」を考え「書類の流れが分かる、適切な置き場所を決めること」が重要だった。

えりか主任の書類整理術——“ 置く ”ではなく“ 次に渡す ”

えりか主任

書類整理は、”ファイルする”じゃなくて、“ 次に渡す流れを作ること ”なのよ。

えりか主任は、机に3つのトレイを並べた。

えりか主任

私は3種類に分類しているの。
・受け(届いた書類)
・処理中(作業中)
・提出準備中(決裁待ち)

書類が今どの段階にあるのかが分かれば、
優先順位は自然に見えてくるわよ。
最後に決済がおりて提出できたら「ファイリング」で完了ね。

新人あかり

なるほど……書類を置く順番じゃなくて、動かす順番ですね。

えりか主任

そう。事務の整理は“ 書類が流れる机 ”を作ること。
流れが止まると、仕事も止まるの。

えりか主任

至急案件は赤のクリアフォルダーなのは、あかりさんも知っているわよね。

緊急性の高い案件は、赤色のクリアフォルダーに入れて回覧しています。
「赤は至急案件」とみんなが共通認識を持っているから、優先順位を上げてスピード感をもって処理が進みます。
赤色のクリアフォルダーの力は絶大で、驚くほど早く処理が進みます。

デジタルでも“流れ”を意識する

新人あかり

今までフォルダを“ 種類ごと ”に分けていました。

えりか主任

共有サーバーのフォルダも「進捗」で分けると分かりやすくなるわ。

紙の書類と同じように、学校の共有サーバーのフォルダ内も、書類の処理の状態「進捗」で分けるとより分かりやすくなります。
・依頼受領
・確認済
・提出完了

種類ごとの書類から必要な書類を、探すたびに迷子になる。
流れで分けると、進捗が一目で分かる。
一つ一つの仕事を「提出完了」できた、達成感も得られる。

整理の本質は「 期限管理 」ではなく「 流れ管理 」

新人あかり

書類の整理って、ただ片づけることじゃないんですね。

えりか主任

そう。書類は「人と人のやりとりの証拠」だから。
どこから来て、どこへ行くのか——
その流れを整えるのが、事務の仕事なのよ。

新人あかり

なるほど…えりか主任の整理術、分かりやすいですね!

今日の学びポイント

書類整理は「置き場所をつくること」ではなく、「次に渡す流れをつくること」という発想に変えるだけで、日々の仕事はぐっと軽くなる。

トレイやフォルダを進捗段階ごとに分けておけば、仕事が今どの状態にあるのかがひと目で分かり、優先順位にも迷わなくなる。

共有サーバーのデータ管理も同じだ。案件のスタートから完了までの“動線”を意識してフォルダを分けておけば、探す手間が減り、作業の抜け漏れも防げる。

期限に追われて苦しく感じるときは、たいてい書類の流れが途中で止まっているサイン。無理に急ぐよりも、まず流れを整え直す方が結果的に早く進むことが多い。

書類整理とは単なる片づけではなく、仕事が滞らない仕組みを整えること。机の上の流れが整えば、不思議と頭の中まで整理されていく。

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