日経平均連動型投資信託の黒歴史

日経平均連動型の投資を始めて、数年後元本割れで売却。私たちの記憶から消したい黒歴史。もう株や投資商品には、手を出さないと誓ったあの日の私たち。
1999年 日経平均連動型の投資信託を購入
ずいぶん前の話ですが、私たちはどこかで聞きかじった知識で「日経平均連動なら、貯金より良いよね」と軽い気持ちで1999年に日経平均連動型の投資信託を始めました。最初は「こんなに上がるんだ」と評価益にウキウキしていたのです。
翌年、2000年には ITバブルが崩壊
日経平均を眺めてウキウキしていたのも束の間、2000年には、ITバブルが崩壊。どんどん株価は下がっていき、当然私たちが買っていた日経平均連動型の投信も下がる訳で。私たちの投信も投資元本を割り込み、ついには3割は下がった状態でした。
日興証券で購入していた投資信託
その当時は、ネット証券など知らず(あったのか?)日興証券で投資信託を購入。証券会社に電話で担当者に注文していた時代です。
下がり始めた株価が不安になり何度か売却したいと申し出るも、「今売却したら損しますよ」と証券会社の担当さんから説得され。株価は上下するものだし、そうかもな(今売却すると元本割れだよな)と何度か売却を思いとどまりました。
しかし、株価は下がる一方、「やはり全部売却したい」と証券会社に電話。証券会社の担当者から「このままずっと下がるとか無いですよ、日経平均が1万万を割ることとかありえません。反発するのでこのまま持ってて大丈夫です。今売るの本当にもったいないですよ、辞めませんか?」と再度の説得。
「日経平均は1万割ることない」って台詞は忘れられないよ。
証券マンなんて信じられないよ。

凄く引き止められたことしか覚えてないな。忘れたいからかな。

結局、私たちは3割ほど元本割れした状態で投資信託を売却しました。
さらにその翌年、2001年は9.11同時多発テロ
売却した翌年アメリカで、9.11の同時多発テロ。
証券マンが「1万を割る事はない!」と言った日経平均もあっさり1万円を割りました。
そして、私たちは二度と株や投資をしないと心に誓いました。数年毎の転勤や子育てに追われ、すっかり投資のことを話さない日々を過ごしていました。
2007年サブプライムで世界同時株安になっても、2012年アベノミクスで株価が上向きになっても、元本割れして売却した黒歴史と共に私たちには関係のない世界の話だと決めて。

マロンが生まれる前に、そんなことがあったんだ知らなかったな。
かぶってなんだろう、美味しいのかな ?