学校にとって4月1日は、新しい年度が始まる特別な日です。
企業でいうと「新年度の初日」ですが、学校の場合はそれに加えて人事異動・新規採用・新しい体制のスタートが重なります。
事務室にとっても、この日は1年の中で特に緊張感のある1日です。
この記事では、学校事務として働く中で感じる新年度4月1日の学校の様子と事務室の仕事について紹介します。
学校事務の新年度、4月1日はどんな日?
4月1日は、学校の新しい体制がスタートする日です。
この日には次のようなことが一度に動き出します。
- 新規採用の先生や職員の初出勤
- 新しい校務分掌のスタート
- 新体制での各学年のスタート
- 新年度の学校運営の確認
普段は比較的落ち着いている事務室も、この日は朝から少し慌ただしい空気になります。
新規採用の先生・職員の初出勤と事務室の対応
朝礼までの時間、新採用の先生方には会議室で待機していただきます。
会議室では皆さん姿勢を正して静かに座り、とても緊張している様子が伝わってきます。
初出勤の日ならではの空気だと感じます。
事務室では、新採用の教職員に対して次のような案内を行います。
- 採用関係の提出書類の確認
- 給与関係の提出書類の確認
- 職員ロッカーや下駄箱の案内
- 当日すぐに必要になる、会議室やお手洗いなど校内施設の案内
新人あかり新しく来られた先生、皆さんすごく緊張されていますね。



そうね。4月1日は誰でも少し緊張する日よ。
事務室が行う給与手続きと備品の貸与
新規採用の教職員に向けて、事務室が行う案内です。
採用時点で書類の提出や案内が済んでいる方もいますが、洩れの無いように手続きをすすめます。
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新しい先生方の手続き、色々ありますね。



個人情報を扱うから、細心の注意が必要よ。
給与に関する手続き
具体的には次のような手続きです。
- 給与振込口座の登録(学校指定の銀行で振込口座を作っていただきます。)
- 給料日の説明(残業代などは、末締め翌月払いになります。)
- 給与明細の確認方法(オンラインで給与明細が確認できるのでスマホのアプリの登録手続きの案内をします。)
学校備品の教職員への貸与
仕事に必要な学校備品を貸与と使用方法や管理方法の説明を行います。
- 教職員用のパソコンと、パソコン番号に対応したUSBメモリー
- タブレット端末
(生徒の出欠管理や登校状況の確認など、日々の校務で使用します。) - 出退勤の管理カード
- 個人ロッカーの鍵
- 教科によっては、白衣の貸与(化学の実験着・養護教諭の白衣)



提出書類の確認ですね。



全ての提出物が揃っているか、チェックシートを活用してね。
職員会議で新年度のスタート
午前中から午後にかけては、新年度最初の職員会議が行われます。
この会議では主に次のような内容が確認されます。



理事長や校長、各部長の先生から、新年度方針説明があります。
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気持ちが引き締まります。
- 理事長、新年度挨拶(私立学校ならではです。)
- 校長先生、新年度挨拶
- 新年度の学校方針説明
- 年間行事予定の確認
- 校務分掌部長からの新年度方針説明
※ 校務分掌とは?
学校という組織を動かすために、先生たちの仕事を役割ごとに分担する仕組みのことです。
会社に例えると「部署分け」に近いイメージです。
学校はひとつの組織なので、授業以外にもたくさんの仕事があります。
それを先生全員で手分けして担当するのが校務分掌です。
学校は年間スケジュールで動く組織なので、年間行事予定の確認はとても重要です。
文化祭、体育祭、入試、卒業式など、学校の大きな行事はこの時点で共有されます。
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まず最初の行事は入学式ですね。緊張します。



大丈夫よ。会議の後に配布資料の確認をしましょう。
新入職員との歓迎昼食会(学校の校庭の桜の下で)
4月1日のお昼には、互助会(教職員全員が会員となり、慶弔関係の役割を持つ会)で、歓迎昼食会を行います。
天気の良い日には、校庭の桜の木の下にシートを広げて、屋外で歓迎会を行います。
歓迎会は、学校の雰囲気を知ってもらうための場でもあります。
普段は忙しい先生方も、この時間は少しリラックスした雰囲気になります。
昼食後には、学年ごとに集合写真を撮るのが恒例です。
こうした時間を通して、少しずつ職員同士の関係が作られていくと感じています。
事務室は、お弁当やお茶の手配を担当します。
色々な年代・性別の教職員がいるので、お弁当の選定は毎回頭を悩ませます。
お弁当は力持ちの先生たちが率先して、運んでくれるので助かっています。
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体育の先生が、お弁当やお茶を運んでくれて助かりました。


新年度は、数日間会議が続きます
実は、新年度のスタートは4月1日だけでは終わりません。
その後も数日間は、さまざまな会議が続きます。
・教科会議
・校務分掌会議(総務・教務・進路指導・生徒指導・広報)
教員は、担当の教科担当に加えて、学校での役割ごとに校務分掌(一般企業の部署と同義です)があり、それぞれの部署で新年度の方針を確認します。
事務室は、主に総務部(学校行事の運営)と広報部(ホームページや学校案内の作成)の分掌に関わります。
学校は多くの役割が連携して動く組織なので、年度初めは会議が多くなる時期でもあります。
学校事務にとって新年度は特別な時期
4月1日は、学校全体が新しく動き出す日です。
新しい先生、新しい体制、そして新しい1年の始まり。
学校事務にとっても、新しい教職員を迎え、学校がスムーズにスタートできるように準備する大切な日です。
毎年少し緊張感のある1日ですが、「今年も新しい年度が始まった」と実感する特別な日でもあります。








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