学校事務に興味のある、一般企業にお勤めの方・就活中の大学生、そして現役の学校事務の方に読んでいただきたいブログです。

学校事務に転職するには?30代・40代からでも間に合う完全ガイド

学校事務に興味はあるけれど、「どんな仕事をするの?」「給与はどのくらい?」と疑問に思って一歩踏み出すことを迷っていませんか?
この記事では、そんな疑問にまとめてお答えします。

大学や小中高、専門学校、学習塾など、さまざまな学校の運営を縁の下から支えるのが学校事務職員です。
「学校事務に転職したい」と相談を受けることがよくあります。
学校事務歴15年のえりか主任が、仕事内容から給与、働くメリット・デメリットまで本音でお伝えします。

新人あかり

学校事務って、転職できるんですか?新卒しかムリだと思ってました。

えりか主任

全然そんなことないのよ!
むしろ社会人経験がある人は、即戦力として重宝されているわ。

目次

学校事務とは?仕事内容・年収をざっくり解説

学校事務の仕事内容とは?

学校事務の主な仕事は、この5種類に分類されます。

業務内容
1, 会計・予算管理学校の収支管理、補助金申請
2, 庶務・文書管理公文書の作成・保管、各種申請
3, 施設管理設備の点検・修繕の手配
4, 保護者・来客対応窓口・電話対応
5, 教職員のサポート給与、福利厚生の事務処理

一般企業の事務と共通する部分が多いので、事務経験者は転職しやすい職種のひとつです。

学校事務の給与・年収はどのくらい?

みなさんが気になる給与について、雇用形態別にまとめました。

雇用形態平均年収の目安
公立学校(地方公務員)約544万円(平均月収34万円+ボーナス)
私立学校(正職員)約300〜600万円(学校規模により差あり)
派遣・非常勤約200〜250万円

公立学校は地方公務員扱いのため、給与・ボーナスともに安定しています。
私立学校は学校の規模や経営状況によって差が大きいため、求人票での確認が必須です。

※ 公立の出典:総務省「令和6年 地方公務員給与実態調査」
※ 私立の数値は学校規模・地域により異なります。求人票での個別確認を推奨します。

学校事務に転職する3つのルート

① 公立学校の事務職員(公務員)

各都道府県・市区町村が実施する採用試験を受けます。

項目内容
年齢制限30歳前後まで/社会人経験者枠は40代OKの自治体も
試験内容教養試験+面接
倍率地域・年度によって大きく異なる
新人あかり

公務員試験って独学でいけますか?

えりか主任

社会人は時間が限られるから通信講座を使う人が多いかな。
働きながらでも進めやすいし。

年齢制限・試験内容・倍率はすべて自治体によって異なります。
必ず受験予定の都道府県・市区町村の公式サイトで最新情報を確認してください。

② 私立学校の事務職員

私立学校の事務職員は、学校法人が直接採用します。
公立と最も大きく違うのが、筆記試験がないケースが多いという点です。

社会人経験を積んできた30代・40代の方にとって、「今から試験勉強は厳しい…」と感じる方も多いのではないでしょうか。
その点、私立学校は書類と面接で選考が完結することも多く、これまでのキャリアをそのまま武器にできる転職ルートと言えます。

  • 年齢制限:比較的ゆるやか(40代採用例も多数)
  • 試験内容:書類選考+面接(筆記なしの場合も)
  • 給与:公立より低めのことが多いが、安定している

選考の流れ(一例)

学校によって異なりますが、一般的な流れはこちらです。

新卒の場合: 書類選考 → 筆記試験 → 面接

既卒・転職希望者の場合: 書類選考(履歴書+職務経歴書) → 面接

転職の場合、職務経歴書の出来が合否を左右するといっても過言ではありません。
「これまで何をしてきたか」を学校側に伝える唯一の手段ですので、しっかり作り込むことが大切です。

新人あかり

転職の場合、職務経歴書大切ですね。

求人はどこで見つける?実は「非公開」が多い

「私立学校に転職したいけど、どこで求人を探せばいいの?
この疑問、実はとても多くの方が感じていることです。

実際のところ、私立学校の求人は一般に公開されないケースが非常に多いのが現状です。
学校法人は企業のように大々的な採用告知をしないため、求人サイトや転職エージェントを活用しないと、そもそも「募集していること」すら気づけないことがほとんどです。

特に教育業界専門の転職エージェントは、一般には出回らない非公開求人を多数保有していることが多いです。
登録しておくだけで「こんな学校が探してたんだ」という思わぬ求人に出会えることも珍しくありません。

私立学校(学校法人)転職のメリット・注意点

メリット
筆記試験がないため、社会人経験者でも挑戦しやすい
年齢制限が緩やかで、40代でも採用実績あり
面接重視なので、これまでのキャリアをアピールできる

えりか主任

私も、30代後半で学校事務に転職しました。

デメリット
学校によって職場の雰囲気がかなり異なる
公立と違い私立学校は、給与水準の振れ幅が大きく、低い場合もある
事前の見学・口コミ調査は必須

「私立のほうが入りやすそう」と感じる方も多いかもしれません。
ただ、学校ごとの文化や雰囲気の違いは想像以上に大きいため、気になる学校はできるだけ事前にリサーチしておくことをおすすめします。
転職エージェントを利用すると、内部事情を教えてもらえることも多いですよ。

えりか主任

学校によって雰囲気がかなり違うから、見学や口コミ調査は必須です。

私立学校への転職に使える転職エージェントはこちら
(※この記事の後半で、ランキング形式にまとめています)

③ 派遣スタッフや非常勤職員から正職員を目指す

いきなり正職員は不安…まずは現場を知ってから」という方に向いているのが、このルートです。

派遣スタッフや非常勤職員として学校事務を経験しながら、正職員採用のチャンスをうかがっていく方法です。
実際に、このルートから正職員になった方は、かなり多くいます。

このルートのメリット・デメリット

メリット
実際に働きながら、職場の雰囲気や人間関係を確認できる
「学校事務の経験者」として、次の転職活動でアピールできる
未経験からでも入りやすい

デメリット
正職員への登用は保証されていない(あくまで学校側の判断)
非常勤職員の間は、待遇が不安定で、収入が低めになりがち
登用されるまでに時間がかかるケースも多い

派遣や非常勤職員から正職員登用のルートだけに頼るのはリスクがあります

派遣や非常勤職員から正職員を目指す方法は、学校事務への「入り口」としては有効です。
ただし、正職員になれるかどうかは、学校側次第というのが現実です。

何年も非常勤として働き続けても、「今年は枠がなくて…」と言われてしまうことも珍しくありません。

派遣や非常勤職員で勤務中だからこそ、並行して動くことが大切です

派遣や非常勤職員から正職員登用のルートを選ぶ場合でも、転職エージェントへの登録を同時に進めることを、おすすめします。
理由はシンプルです。

学校での実務経験が積み重なるほど、転職市場でのあなたの価値が上がる
実際に働きながら「やっぱりこの学校は合わない」と感じたとき、すぐに動ける 。
エージェントを通じて、正職員の求人だけを効率よく探せる

「派遣で経験を積みつつ、エージェントで正職員求人も常にチェックする」
この二刀流が、最も確実に正職員への道を切り開くやり方です。

3つのルートを比べると…

ルート難易度安定性社会人経験者向き
① 公立学校
(公務員試験)
高い△(試験対策が必要)
② 私立学校中程度
③ 派遣・非常勤職員から低い○(実績を作れる)

どのルートにも共通して言えるのは、情報収集と早めの行動が成功のカギだということ。
特に非公開求人が多い学校業界では、転職エージェントを使わないと、そもそも求人の存在すら知れないことがほとんどです。

えりか主任

まずは、登録(無料)して相談してみることをお勧めします。

学校事務への転職に強い!おすすめ転職エージェントはこちら
(※この記事の後半で、ランキング形式にまとめています)

転職で有利になるスキル・資格

学校事務に必須の資格はありません
でも、以下の資格を持っていると書類選考で一歩リードできますよ。

  • MOS(Microsoft Office Specialist):Excel・Word操作のスキル客観的に証明できる
  • 簿記2〜3級:会計業務で即戦力になれる
  • ビジネス文書検定:公文書・通知文の作成に強くなれる
  • FP3級程度(ファイナンシャルプランナー)お金の知識が予算管理に活きる
  • 普通自動車免許:出張・物品運搬など意外と使う場面が多い

特にExcelは「最優先」で磨いておきたい!

学校事務の現場では、Excelを使う場面がとても多いです。
中でも、こんなスキルがあると「この人、即戦力!」と評価が一気に上がります。

  • VLOOKUPなどの関数が使える
  • 印刷設定をきれいに整えられる
  • データを見やすく整理できる
えりか主任

Excelが使いこなせる人は本当に重宝されます。
資格がなくても、Excelが得意なだけで採用に近づけることもあります。。

えりか主任

まだ自信がない方は、MOSの勉強を通じて基礎から固めていくのがおすすめです。

学校事務に向いている人・向いていない人【適性チェックリスト】

学校事務への転職を考えているなら、まず自分の適性を確認しておきましょう。
以下のチェックリストで、あなたが学校事務に向いているかどうかをすぐに判断できます。

向いている人

  • 安定した環境で長く働きたい
  • 保護者・先生との会話が苦にならない
  • 子どもや教育に関わる仕事がしたい
  • 書類・データ管理が得意で几帳面
  • チームで協力しながら仕事を進めるのが好き

「向いている人」に3つ以上当てはまれば、学校事務の適性が高いといえます。

向いていない人

  • 成果報酬・インセンティブで稼ぎたい
  • リモートワーク中心で働きたい
  • スピード感・変化の多い環境が好き
  • 裁量が大きく自由な働き方をしたい

向いている人の特徴(詳細)

1, 安定した職場環境を求めている
公立学校の事務職は地方公務員扱いとなるケースが多く、雇用・給与の安定性が高いのが特徴です。

2, 人と話すのが好きな人
保護者からの問い合わせ対応や教職員のサポートなど、コミュニケーションが業務の中心になります。

3, 子どもや教育に関わりたい人
直接授業をするわけではありませんが、学校を「縁の下の力持ち」として支えるやりがいがあります。

4, 几帳面で書類管理が得意な人
予算管理・成績書類・各種申請書など、正確さが求められる業務が多くあります。

向いていない人へのアドバイス
「向いていない」特徴に当てはまっても、転職が不可能なわけではありません。
ただし、入職後にギャップを感じやすいため、事前に職場見学や口コミ確認をしておくことをおすすめします。

転職活動のステップ

① 自分の経験・スキルの棚卸し
       ↓
② 公立 or 私立、どちらを狙うか決める
       ↓
③ 採用情報をチェック(転職サイト・自治体HP)
       ↓
④ 履歴書・職務経歴書の準備
       ↓
⑤ 応募・面接
新人あかり

転職サイトやエージェントって使ったほうがいいですか?

えりか主任

私立学校を狙うなら、教育業界に強いサイトに登録するのがおすすめ。

転職サイト・エージェントを活用する「4つのメリット」

非公開求人にアクセスできる
② 履歴書・職務経歴書のアドバイスをもらえる
③ 面接対策のサポートが受けられる
完全無料で使える

新人あかり

非公開求人とかもあるんですね。無料!! 魅力です。

【まとめ】3つのルート、あなたはどれが向いている?

ここまで、学校事務に転職する3つのルートをご紹介してきました。 改めて整理すると、こうなります。

3つのルート 早わかり比較表

① 公立学校(公務員)② 私立学校③ 派遣・パートから
難易度高い中程度低い
年齢制限厳しめゆるやかほぼなし
試験公務員試験あり書類+面接のみが多い基本なし
給与・待遇◎ 安定・高め○ 安定△ 不安定
社会人経験者向き
正職員になりやすさ難しい比較的しやすい学校次第

あなたにはどのルートが合っている?

こんな方には①公立学校がおすすめ

  • 安定性・給与水準を最優先したい
  • 試験勉強を頑張れる時間がある
  • 30代前半までで、年齢的に余裕がある

こんな方には②私立学校がおすすめ

  • 社会人経験を活かして転職したい
  • 筆記試験なしで選考を受けたい
  • 30代・40代で「今から転職できる?」と不安を感じている

こんな方には③派遣・パートからがおすすめ

  • まず学校事務の実務を経験してみたい
  • いきなり正職員は不安という方
  • 未経験でも入りやすいところからスタートしたい

30代・40代の方へ ひとこと
公務員試験は年齢的に難しくなってきますが、私立学校なら40代でも採用実績は十分あります。
「遅すぎる」と諦める前に、まず情報収集から始めてみてください。

えりか主任

私の学校でも、前回の事務職員の採用は43歳の社会人経験豊富な方でした。

学校事務への転職に強いエージェント おすすめ3選

「どのルートで転職するにしても、転職エージェントは使った方がいい
これが、学校事務への転職を経験した方々の共通した声です。

学校業界は求人が表に出にくいため、エージェントを使わずに動くと選択肢が極端に少なくなってしまいます。
登録は無料ですので、まず複数に登録して、情報を集めるところから始めましょう。

※本記事はアフィリエイト広告を含みます

🥇 第1位|【リクルートエージェント】

学校事務への転職を本気で考えるなら、まず最初に登録すべきはリクルートエージェントです。転職エージェントの中で圧倒的な実績と求人数を誇り、30代・40代のキャリアチェンジにも強い味方になってくれます。

リクルートエージェントの実績

  • 転職決定数 業界No.1(厚生労働省集計・2024年度実績)
  • 公開求人 約74万件
  • 非公開求人 約25万件(合計 約99万件
  • 一般公開されていない学校法人・教育機関の求人も多数保有

専任アドバイザーが無料でフルサポート

  • 学校事務に活かせるスキルの棚卸し・整理
  • 履歴書・職務経歴書の添削
  • 面接対策(登録者限定セミナーあり)
  • 年収・条件交渉も代行
  • 入社日の調整まで一貫サポート

30代・40代からの転職でも、これらすべてが完全無料で受けられます。

リクルートエージェントだけの強み
在職中でも動きやすい:担当者が企業との日程調整を代行してくれるので、働きながらでも転職活動がしやすい
迷っている段階でもOK:「転職すべきか悩んでいる」という状態でも相談に乗ってくれる
全国・オンライン対応:地方在住でも利用しやすい

こんな人におすすめ
・転職活動を本格的に始めたい
・非公開求人も含めて幅広く探したい人
・プロのサポートを受けながら進めたい人
・初めて転職エージェントを使う人
・在職中で時間が取りにくい人

「転職するかどうかまだ迷っている」という段階でも相談できます。
登録は無料・3分で完了するので、まず気軽に登録しておくのがおすすめです。

🥈 第2位|【リクナビNEXT】

リクルートエージェントと同じリクルートグループが運営する求人サイトです。
会員登録するだけで、スカウト機能が使えるようになり、企業側からオファーが届くこともあります。

リクナビNEXTの特徴

  • 求人数 業界最大級
  • スカウト機能で企業からオファーが届く
  • リクルートグループの安心感

学校事務・教育機関の事務職求人も豊富。自分のペースで直接応募できます。

こんな方は1位との併用がおすすめ
・転職が初めての方
・書類添削・面接対策を受けたい方
・30代・40代で戦略的に転職活動を進めたい方

こんな人におすすめ
自分のペースで求人を探したい人
スカウト機能でオファーを待ちたい人
・すでに転職経験があり自力で進められる人

ただし、キャリア相談や書類添削などの個別サポートはないため、転職が初めての方や30代・40代で戦略的に動きたい方は、リクルートエージェントと組み合わせると最強です。

🥉 第3位|【ハローワーク】

学校事務の求人は、公立か私立かで応募ルートが異なります
私自身は私立高校勤務ですが、だからこそ客観的にお伝えできます。

公立学校の事務職を目指すなら、ハローワークが正規ルートです。
転職エージェントや求人サイトには掲載されないケースも多いので、必ず確認してください。

ハローワークの特徴
・公立学校事務(地方公務員)の求人はここが本命
・私立学校の事務職求人も掲載あり
・全国のハローワークで完全無料で利用できる
・窓口で担当者に直接相談できる

公立と私立、どちらを目指すかで使い分けを

  • 公立学校事務 → ハローワーク自治体の採用情報を確認
  • 私立学校事務 → リクルートエージェント・リクナビNEXTが有効

「学校事務ならどちらでも良い」という方は、両方を並行して使うのが最も求人の取りこぼしがありません。

こんな人におすすめ
公立学校の事務職(地方公務員)を目指している人
安定した雇用条件を重視する人
・まず無料で求人状況を把握したい人

悩んでいる時間がいちばんもったいない

「転職できるかな…」「今からでも間に合うかな…」
そう考えているだけで、何ヶ月も経ってしまうことはよくあります。

でも実は、転職エージェントへの登録は5〜10分もあれば完了します。
登録したからといって、すぐに転職しなければいけないわけでもありません。

「まず情報を集める」 「自分の市場価値を知る」
その一歩を踏み出すだけで、見える景色がガラッと変わります。

えりか主任

30代・40代からでも、十分に間に合います。
ぜひチャレンジしてみてください!

まずは気になるエージェントに登録して、話を聞いてみるところから始めてみませんか?

学校事務は、一般企業の事務経験がそのまま活かせる職種です。
「安定していて、子どもに関わる仕事がしたい」という方にはぴったりの転職先になります。
ぜひチャレンジしてみてください!

【 参考資料 】 本記事の情報は以下の公的資料をもとにしています。

・ 各都道府県・市区町村人事委員会「職員採用試験実施要綱」
・ 文部科学省「学校事務職員に関する各種調査」
・ 各自治体公式ウェブサイト掲載の採用情報
※ 試験内容・年齢制限・倍率は自治体・年度により異なります。
 必ず受験予定の自治体の最新情報をご確認ください。

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